2022年11月29日
岐阜県医療ひっ迫警戒宣言
~かつてない年末年始をさけるために~
新型コロナウイルスの感染急拡大に歯止めがかかりません。新規陽性者数(1週間平均)は2千人を超え、全国平均を上回る勢いで増加しております。
これは、気温が下がり、換気が不徹底になりがちな室内に人が留まりやすいこと、湿度低下に連動し、空気中を漂う飛沫が増えることによりエアロゾル感染が起こりやすくなっていることなどの影響と考えられます。
これに伴い、病床使用率は40%を超えて、なお上昇を続けています。また、医療従事者への感染も広がっており、一時は落ち着きを見せていた、コロナ医療以外の一般病棟の入退院や救急医療の制限も増加しており、再度の医療ひっ迫が目前に迫っている状況です。
このまま、人の集まる機会の多い年末年始を迎えると、かつてない規模の感染爆発となり、会いたい人にも会えない状況になりかねません。
こうした状況を踏まえ、今般、政府対策本部により示された、「今秋以降の感染拡大で保健医療への負荷が高まった場合の対応について」に基づき、オミクロン株に対応した新たなレベル分類を設定するとともに、ここに「岐阜県医療ひっ迫警戒宣言」を発出し、以下のとおり対策強化への協力を要請します。
皆様におかれましては、基本的な感染防止対策の徹底をはじめ、これら要請を徹底いただきますようお願いいたします。