よくあるご質問
Q:
3年に一度の「評価換え」って何?
A:
固定資産税の固定資産の価格については、3年ごとに評価額を見直す制度がとられています。
この見直しのことを評価換えといいます。
評価換えの年は、令和3年度、令和6年度…です。
固定資産税は、固定資産の価格、すなわち「適正な時価」を課税標準として課税されるものです。そのため、本来であれば毎年度評価換えを行い、これによって得られる「適正な時価」をもとに課税を行なうことが税負担の公平に資することになります。
しかし、膨大な量の土地や家屋について毎年度評価額を見直すことは、実務的には不可能であることや、課税事務の簡素化を図り徴税コストを最小に抑える必要もあります。
そこで、土地や家屋については、原則として3年間評価額を据え置く制度、換言すれば、3年ごとに評価額を見直す制度がとられています。
Q:
建物の固定資産税が急に高くなったけど…
平成28年9月に住宅を新築しましたが、令和2年度の固定資産税が、急に高くなっています。これは、どうしてですか?
A:
新築の住宅に対しては3年間の固定資産税の減額措置が設けられており、一定の要件にあたるときは、新たに固定資産税が課税されることとなった年度から3年度分に限り、税額が2分の1(*注)に減額されます。
したがって、あなたの場合は、平成29・30・31年度分については、税額が2分の1に減額されていたわけです。
令和2年度からは軽減期間が終了したため、軽減が効かない本来の税額に戻ったわけです。
そこで、税金が急に高くなってしまいました。
なお、3階以上の中高層耐火住宅については、一定の要件にあたるときは新たに固定資産税が課税されることとなった年度から5年度分に限り、税額が2分の1に減額されます。
(*注)2分の1に減額されるのは、全体の面積うち120m²相当分です。
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