歴史を学び未来へつなぐ
御嵩町は緑豊かな自然環境のなか、心の安らぎの得られる町として着実に歩み続けています。
この御嵩の地に生きた先人の息吹、足跡をしるす文化財や資料の収集・保管・調査研究をするとともに、広く一般に公開し、さらに郷土の歴史に関する学習活動の拠点として、中山道みたけ館(御嵩町郷土館)は位置づけられます。
中山道みたけ館で過去への扉を開け、わたしたちの郷土「みたけ」の現在を見つめ直し、さらには未来へと夢を広げてみませんか。
利用案内
開館時間
入館料:無料
休館日
※月曜日が祝日と重なった場合は開館いたします。
団体の利用
団体での見学は可能です。
大型バスは徒歩3分くらいの場所にある『観光案内所』に駐車スペースがあります。
※説明・案内を希望する場合は、事前に連絡が必要です。
郷土資料の閲覧
閲覧には許可申請が必要です。
※学術的な研究等の利用に限り許可いたします。
許可申請は中山道みたけ館までお問い合わせ下さい。
調べたいことや、分からないことがあればお気軽に職員にお尋ねください。
必要なお手伝いをいたします。
お問い合わせ
中山道みたけ館
TEL:0574-67-7500
FAX:0574-68-0005
館内案内
原始から現代までの御嵩町に関する資料を常設展示しています。
御嵩のあけぼの
御嵩町のシンボル「御嵩富士」、国の天然記念物「鬼岩」などの自然、そして1700万年前にこの地に生きたアンネクテンス象などの哺乳動物や植物、さらに縄文・弥生・古墳時代の出土品を、パネル・映像・ジオラマをまじえ展示しています。太古のそして原始古代の御嵩へタイムスリップしてみてください。
躍進する御嵩
白鳳期に建立された願興寺廃寺をはじめとした古代寺院の建立と古代の道「東山道」、郷土に残る平安歌人和泉式部と在原行平に関する伝説から、雅の世界を、そして戦国乱世の生きた武将たちの栄枯盛哀、この地で花咲いた中世仏教文化を目の当たりにしていただけます。
隆盛をきわめた御嵩
情報・文化の受容地として、また発信地として大きな役割をはたした宿場町「御嵩宿」「伏見宿」。御嵩宿の縮小模型を中心に、珍獣ラクダの逗留した伏見宿もあわせ、活気にあふれた生活を資料と映像で紹介し、さらに禁断の信仰「キリシタン」を信じた人々の熱い心に触れていただけることでしょう。
東濃の中枢 御嵩
明治維新の風が吹くといち早く政治・文化・教育の中心地として近代化を遂げ、さらに産業エネルギーとして使われた亜炭の産出で名をはたせた御嵩町を紹介します。ことに亜炭採掘坑内の実物模型と映像は、訪れる人を圧巻することでしょう。
まつりと伝承
ここでは、御嵩町の町名由来と鬼岩にまつわる伝承を紹介し、時を超えて今日まで受け継がれた「ふるさとの心」ともいうべき、祭礼行事に目を向け忘れかけた人間味あふれる精神文化に触れていただけます。
アクセス
中山道みたけ館
岐阜県可児郡御嵩町御嵩1389-1
電車をご利用のお客様
名鉄広見線「御嵩駅」下車徒歩3分
自動車をご利用のお客様
中央高速自動車道土岐インターより20分
東海環状自動車道可児御嵩インターより車で10分